すっかり毒気に当てられて、車に戻ってしばらくは言葉も出なかった、妖しの館ですが。
連れていってくれた友達が購入品の額装を頼んであって、近々にそれを受け取りに行くのを思い出して、行くときはついてく!と宣言したわたくし。
初めての店だったけど、道は分かるからひとりでも行けなくはない。
だけど、ひとりで行ったら帰れなくなるような気もするし、国道を曲がって細い山道に入っても、あるべき場所に店がないような気もするの。
あの店のもので私の部屋に置くべきものはないんだけと、あの美しい悪夢のような店にはまた行ってみたい。
でも、ひとりで行きたくないの。