おばあちゃんの病院に行ったあと、父の実家へ。
ダウンとブルゾンを渡してきた。
父がいちばん太っていた時のだから、大きいかと思ったけど、体格の似ている叔父にはちょうどよかった。
父のすぐ下のその叔父は、父と顔も体格もよく似ていて、叔父は役所にいてちょっと偉かったんだけど、私が父と歩いているとその叔父と間違われて、見知らぬひとからよく挨拶されていた。

そんな叔父が父の上着を着たら、父がいるみたいだった。
父も叔父も田舎のひとだから、自分に服を買うなんてもったなくてなかなか出来ないのよね。
喜んでもらってくれて、私も嬉しかった。