今はやっているかわからないけど(地区によってはやってるらしい)、私が子供の頃には、【ふりまんど】なんてものがあって、稲藁を長いまま直径20センチほどの太さに束ねて、そこに縄をつけて、火をつけて頭の上で振り回すお盆行事があった。
(田んぼの中の畦道やグランドでね)
低学年の頃は怖くて出来なかったけど、六年生は地区行事のリーダーだし、父は張り切ってさっさと特大のを作っちゃうし、覚悟を決めて振り回したわよ。
いざやっちゃうと、怖くなくておもしろかった。
水の入ったバケツを振り回す感じに似ていた。
今はコンバインで稲刈りして、稲藁も裁断されてたんぼに撒かれちゃうから、長い稲藁の入手が難しいらしい。
あらかじめコンバインを使わないで稲刈りする田んぼの持ち主に、藁の確保をお願いするんだって。