はい、我ながら嫌な性格だと思いますが、書いちゃう
紅茶を買いに行ったショッピングモールの下りエスカレーターの先に、今はもう付き合いを断ってしまった学生時代の友達を見た。
20年くらい経っていても付き合いが長かったからすぐわかった。
昔はブランドじゃなければバッグじゃないわ! きちんとした格好していないなら外になんか行きたくない!
しまむらの服なんて死んでも着ない!くらいな、バブルの申し子的なタイプだった。
いつもミニスカートにハイヒール。(まあ、20年前でも年齢的にミニはちょっとなあ…)
茶色の巻き髪に唇と爪は赤。
今日はニットにユニクロのウルトラライトダウン(色ちがいを持ってるんでわかる)、スキニーデニムにムートンブーツ。
昔の彼女に比べたら別人みたいに地味なんだけど、まあそれはいい。
腰が抜けそうなくらい驚いたのは髪型。
金に近い茶髪に、段がたくさん入ったショートカット。色はともかくまあ普通。
普通じゃなかったのは、襟足の一掴みだけが背中まであったこと。
襟足だけかつてのアルシンドだった。
何が彼女をそうさせたのか。
学生時代から若干のヤンキー風味があったとはいえ、20年前はちょっとしたマダム風だったのに。
帰りの車の中でずっと考えてしまった。
そして姿勢がおばあさんみたいだった。
猛省した。
姿勢はどんな服より大事だ。