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ゆきのことを語る

叔母があの家に住んでいたころ、最後に訪ねたのはいつだったろうか・・・と考えていてふと思い出した。
本田恭章を見たときだ!!

もう番組名は忘れてしまったけど、NHKの公開生番組があって応募したら当選したの。
開場と同時に入って、最前列だったわ。
都会からやってきたらしい、ハデハデなおねいさんたちが、かっこよくて、ちょっと怖かった。
何曲か演奏したんだけど、最後に腕につけていたスカーフをね客席に投げたの。
そしたら、この運動音痴で投げられたものも落ちてから腕を伸ばすような私が奇跡的にキャッチしちゃったのよ。
おねいさんたちに視線が怖かったけど、嬉しかったなあ。

会場の文化会館は叔母の家から徒歩数分だったから、終わってから泊めてもらった。
今思えば、夜とはいえ9時には終わったんだから、いくら田舎でもまだ電車はあって帰れたのに、泊まりたかったんだろうなあ。

今思えばあれは土曜だったのか。
金曜のような気がしていたけど、当時の学校は週休二日ではない。
でも、その土曜の学校サボって行った気がするんだよねえ。
お昼に終わってからの電車でもじゅうぶん間に合う時間だったんだけどねえ。
何が言いたいのかというと、好きなものの前ではなんでも投げ捨てて向かうのは、高校生の頃も今も変わらないってことです。