整骨院の先生がついに「君の職場潰れた方がいいよ」と穏やかに言い放った午後http://togetter.com/li/785529
まず整骨院の先生とは私が小学生の頃からのつき合いです。先生は今も昔も爺ちゃんで、自分が昼寝するからって1時間位ふらっと平気で留守にするような人だけど人望が厚くいつも人でいっぱいです。良い奴です。「先生って良い人ッスよね」と言うと「んだべ?」と笑います。入れ歯入ってない率高いです。
その先生が私によく言ってくれて、私もたまに言うのが「骨は折れたらくっつくが、心は折れたらくっつかないぞ」という言葉があります。「どんな薬を出しても、治療しても、くっつかねぇんだ。骨折したときみたいに痛みも無くて、折れたまま働いてる人も沢山いるんだ」とよく話してくれます。
先生は、私が仕事で怪我をしたり不調になったりして病院に行く度必ず「休養が必要だ」と言います。骨折だとか、そんな大した怪我じゃないから私は「休めないんだ」と言います。すると先生は「骨を折らなきゃ休めないような仕事は仕事なのかね」と聞きます。「じゃあ折ろう」と言います。滅茶苦茶です。
先生は、症状や痛みだけじゃなく「どんな環境にいるのか」「どういう生活をしてどうやって今の症状や怪我になっているのか」を聞きます。明日また来いと言われても、明日は遅番で行けなかったり残業や会議や研修で抜けられないとなれば、その理由も聞きます。そして「お前の職場おかしいよ」と言います
私が「職場がじゃないんだ。人が足りないから、休んだら勤務が回らないんだ。夜勤出来る人間がいなくなると、夜勤者が足りなくなってしまう」と言うと「やっぱりおかしい。何で、ただの職員がそこまで考えなければいけねぇんだ?お前が職場を考えるように、職場はお前を考えてるかね?」と聞きます。
「人が足りないのは職場のせいだ。人が足りないからいる人間を酷使して怪我をしても出てこい、何回も病院に行かなくていいように薬は沢山もらえ、休むな出てこい。多いよ、そういうところが。俺はいいよ。怪我が長引けば客途絶えないもの。でもねぇ、違うよね。腹が立つよ悲しいよ」と言ってくれました