「のだめカンタービレ最終楽章 前篇」見てきたよ。
・原作の実写映画化としては十分に満足のいく出来。
・ただし,演出過剰な部分が多いのは明らかにやり過ぎ。
・つか,CGを使い過ぎなんだよな。
・テレビドラマ版を継承してるから仕方がないんだろうけど。
・このあたりは好き嫌いがはっきりと分かれそう。
・少なくとも自分はあんまり受け付けませんでした。
・漫画では許容できる演出も実写にすると辛いんだよね。
・主演2人はこの上もなくはまり役。
・その分,わきを固める面々にはちょっと不満が。
・テオ役のなだぎ武は完全にディランでした。
・ターニャ役のベッキーは悪くない……かな(目をそらしながら)。
・単純にベッキー好きなので贔屓目が過分に入っています。
・山田優の孫Ruiも悪かないけど,やっぱり中国系美人を起用して欲しかった。
・つか,外国人を日本人が演技するのはやっぱり辛いと思うのよ。
・トマ・シモン役はすげえはまってた。
・こんな感じで吹き替えで対応すれば良かったのになと思います。
・過剰にバラエティ路線に行きすぎた感あり。
・その最たるものは竹中直人のシュトレーゼマンだよなあ。
・個人的にはすげえ引いてしまいます。
・物語面ではルマレオーケストラ編に絞ったのはまとまっていてよかったかと。
・前篇ということで不穏な雰囲気で終わるのも良し。
・綺麗にまとまっていたと思います。
・ただ,中盤でのボレロの演奏はやはり演出が過剰すぎる。
・まがいなりにもプロオーケストラがあの演奏はないでしょ。
・面白かったのは認めるけど,面白ければいいというものじゃない。
・玉木宏の顔の演技は素敵に素晴らしかったけどね。
・概ね演出過剰すぎて引く場面も多かったけど,それなりに楽しかったのは確か。
・ただ,映画とする必然性はあんまり無し。
・これならテレビドラマでも良かったんじゃないかな。
・音楽は流石に素晴らしく迫力があったから,まあいいけれどね。
・後篇も鑑賞することになるのでしょう,きっと。
・ベヒシュタインのピアノはいいなあ。
映画シネマ部のことを語る