『涼宮ハルヒの消失』観てきたよ。
・一応前提条件として原作未読,アニメ版未視聴,但し漫画版は読んでいる。
・少なくとも漫画版にはほぼ忠実な作品だなあ,と。
・元がいいから,そのままアニメ化すれば面白くなるのは当然。
・まあ,それが一番難しい気もするけれど。
・そんなわけで極めて理想的なアニメ化作品だったように思います。
・無駄な改変・省略もなかった印象。
・かなり丁寧に作られているように感じました。
・問題は2時間30分を超える上映時間。
・画面効果も相まってかなり疲れます。
・もう少しまとめて2時間弱くらいだと尚良かったなあ。
・ちなみにパンフレットは売り切れていました。
・アニメ版をまともに見るのは初めてだけれども,声は割と印象に近い感じがしました。
・但し,一番お気に入りのハルヒの出番が多くないのは残念。
・このエピソードの映画化だから仕方がないけれど。
・その分,長門さん好きならば十分に堪能できることかと思います。
・人間化した長門さんは大変に魅力的でした。
・彼女の想いが切ないですね。
・ある意味ではキョンの選択を分かっていたような気がしてなりません。
・そして,やっぱり眼鏡を掛けている方が似合うような気がします。
・ハルヒはハルヒで光陽園学院の制服のほうが似合っている気がします。
・ジョン・スミスの話題で凶暴化するあたりが実に素敵。
・彼女の登場で一気に気分が高揚するのが不思議。
・それまでの展開が重かったからなあ。
・基本的にはキョンの語りで進行するので彼の感情(特に焦燥・困惑)が如実に感じられます。
・みくるや鶴屋さんに拒絶される場面は痛々しい。
・尤も,彼女たちの対応の方が普通とも言えるけれども。
・鶴屋さんの男前度は光っていました。
・エピローグは漫画版とは異なっていました。
・屋上での「ゆき」の演出が素敵。
・鍋パーティの様子も観たかったなあ。
・EDは長門さんのアカペラ曲。実際のところ,かなり印象は薄いです。
・全般的に大変よくできた作品だと思います。
・状況説明は無いに等しいので原作や漫画版に触れておくことが前提でしょうけれど。
・特に「笹の葉ラプソディ」を知らないと全く意味不明だろうなあ,きっと。
以下,余談
・開演前の『劇場版銀魂』CMの御蔭でキョンの声が銀さんに思えて仕方がありませんでした。
・ツッコミ役の新八がいないのが不自然に思えてしまうくらい。
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