炎天下のマウンド、丁寧にふく紗に包んだ芳名帳を懐から取り出し、額に汗しながら根も葉もないあだ名を付けたり付けなかったりして相手バッターを煽る姿は見るものの心を打ち、ファンからは「ネーミング王子」の愛称で親しまれた。