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残業(トナカイ)のことを語る

久々にあった女友達に「そういえば、何年か前、たぶんあんたと新宿で待ち合わせした日だと思うけど、新宿の○○○が入ってるビルあるでしょ、待ち合わせまで多少時間があったからペットボトルを買って屋上の展望フロアまで上がったら案の定景色が良くてね、ほかにも家族連れとかちらほらいて、その後」と、ここまで当時の風景を思い出しながら話したが、このエピソードの続きの『ビルの1階で爆発騒ぎがあって、15階から階段で降る羽目になって難儀した』というくだりを話す前に、この話の真偽について疑問が浮かび上がって、二の句をつげなくなった。ビルの構造や天気の良さ、ペットボトルのお茶だとか白い階段を延々と降りるところのディテールは覚えているんだけど、新宿でそんな大事件に巻き込まれた?そもそもそれって具体的にはどのビルよ。過去の記憶と空想が混濁しているのか。あれは夢だったのかしら。というあたりで目を覚ましましたが、僕には「あんた」と呼ぶような女友達がいません。おはようございます。