id:discordance
一生に一度くらい言ってみたい言葉のことを語る

イオンで買い物をしていると正面からベビーカーを押す親子連れが迫ってきた。ベビーカーに揺られて上機嫌な坊やは私の顔を認めると、指を差して「パパ!」と元気よく言い放った。わかる、わかるよ。ご尊父は短髪で眼鏡を掛けてるんじゃろ?知らねえけどわかるよ!この一瞬の心の交流をベビーカーを押すご母堂は鉄のようにスルー。今日のところは満面の笑みに免じて許してやるが、もし二度目があったら坊やに言ってやりたい。
「貴様にお父さんと呼ばれる筋合いはない」