「高慢と偏見とゾンビ」観了。
・ゾンビ映画??大河ドラマですけど何か?とでも言いたげな妙な格調高さ。トンデモ設定を(一見)大真面目な作風でやろうという意気込みは大好きです。特に衣装への力の入れ具合がすごい。これはもはや「高慢と偏見」を見たと言っても過言ではない。(過言)
・俳優陣はみんないい顔してるしアクションも良かった。ただし痴話喧嘩にカンフーを織り込もうという意図なのか、アクションの見せ場がおおむね人対人だったのが惜しい。
・たぶん原作(未読)の問題だし俺の好みの問題なのだけど、ゾンビに、走って喋って思考して食べて祈って恋をして、という行動をさせてしまうと、それはもう敵をゾンビにする必然性が薄いのではないか、吸血鬼とかにした方がよいのではないか、という気分になります。いや食べるのはいいんだった。
色々書きましたが、豪華なカップラーメンを食べた時のような満足感があります。午後ローディストにおすすめです!