チャゼル監督の新作であることや胸躍る予告編を観たために相当に期待値が膨れ上がった状態で「ラ・ラ・ランド」に臨んだ結果、鑑賞直後感想としては期待通り素晴らしかったが期待以上ではなかった、でも想像以上に豪華で思った通り好きな映画になった、という奥歯に物が挟まったような所感でしたが、この3日ほどは、気づけばゴズやんのしんみりしたピアノの旋律の中で生きていて、ふとエマストーンの歌声が過ぎったりもします。サントラも無しに。そうした遅効性の毒が回った状態での改めて思い返してみると、よくもあんな強く憧れざるを得ないモノを作ってくれたな!コンチクショー、というのが今のところの所感です。
残業(トナカイ)のことを語る