「DEAD 7 デッド・セブン」
2016年、アメリカ製。原題:DEAD 7。
ゾンビ:感染性。アクションの都合で走ったり走らなかったりします。基本しゃべらない。餌付け可能。
アサイラム製のゾンビ映画×「荒野の七人」というベタなジャンルムービーでありながら、バックストリートボーイズのニック・カーターさんが原作(原案?)と主演を務める、という時点ですでに出落ち感満なわけですが、アサイラム製ということで肩の力を抜いて見るくらいがちょうどいい感じのアレです。楽しい。
全く見どころがないかというとそうでもなくて、七人のキャラは立っていたし、クライマックスの拠点防衛戦に限って言えば、それまでのグダグダ感を一掃するようなテンポの良さと切れ味の良いギャグで畳み掛けてくるので油断なりません。鑑賞後の爽快感はマグニフィセント・セブンに匹敵すると言っても過言ではございますが、終わりよければすべてよしで劇場をあとにできる幸せ、プライスレス。
劇中で最強ゾンビ・ハンターと同じロケ地があったかもしれないけど気のせいな気がするので機会があったら検証してみたいと思います。
とても楽しうございました。