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残業(トナカイ)のことを語る

さて、セルフ夜勤を終えたセルフ帰宅難民はけっきょく漫画喫茶のリクライニングの効かないチェアで一眠りしました。退出時間も近づいて渋々建物の外に出ますと、土曜の朝の市ヶ谷のまるで春だか秋口かのような間の抜けた陽気にさらされて、帰る前に映画を一本見に行ってやろうかという欲目が一瞬顔を出しましたが、ショウウインドウに反射する自分の姿がまさに不審者のそれだったため、大人しく帰ることにしました。