以前横浜市立博物館の企画「鶴見川流域の狛犬百態」で気になっていたやつを見物してきた。
杉山神社 - 神奈川県横浜市鶴見区岸谷1丁目
石工:飯島吉六とあったが、台座には明治13年に入って再興と彫ってあるので、実際にはもっと以前に建立された模様。実際、明治期の他の飯島吉六作のものとは趣が異なり、江戸狛犬である。他の作品はだいたいもっとスタイリッシュな江戸獅子。
両獅子狛犬の前足後足の間に名前が全部で8人分彫ってあって、台座の願主とは別人の名前なので最初の建立当時の願主の方々なのであろう。
おはようにつかえるな……!