【2017年に読んだ小説】
『時間衝突』バリントン・J・ベイリー
『大佐』ピーター・ワッツ
『エコープラクシア 反響動作』ピーター・ワッツ
『ホログラム街の女』F・ポール・ウィルスン
『銃、ときどき音楽』ジョナサン・レセム
『サザーンリーチ1,2,3』ジェフ ヴァンダミア
『人類補完機構全短編1,2,3』コードウェイナー スミス
一昨年くらいから発生しているハードボイルド的SF小説熱から『ホログラム街の女』『銃、ときどき音楽』を読んだが良かったです(小
『ホログラム~』の方はクローンや私生児(やや違うニュアンスだが)、『銃~』では進化療法を受けた動物達、という期せずして両作ともマイノリティやら奴隷として存在させたれている人々の権利やらなんやらと言う問題について扱っていて世間様でも昨今は差別に対する言論が活発になってきつつあるなか、昔の作品なのにタイムリーなチョイスでオレさすがだなと思いました。
ソラリス+ストーカー+城的な『サザーン・リーチ』シリーズはかなりワクワクしながら読めました。起きる出来事は不条理的だが、後々理屈が語られたりある意味合理的な理由や意味がそこにあったりするのでそれほど意味不明ではない。
そして人類補完機構はおもしろかったです。SFは人類補完機構でした。すごい。
ああ、あと『LAヴァイス』は本が重く大体1page/month位のペースなのでまだ読み終わってないです。電子書籍出だしてくれ……。