実際のところ『マフィオサ』マジヤバい。
父親を殺され嫌疑がかかっている(という設定、実際には全く警察の捜査が行われていない)主人公の女性とその元恋人でNYPD刑事の会話シーンで多々、元彼が喋ってるのに主人公が喋っている体の所謂女言葉「〜だわ、〜よ」という字幕が出てたり、緊迫の台詞中にいきなり「をを」とか入ってたり、そもそもしゃべっている台詞と字幕の意味が全く違ったりしててすごく、まともで有能な刑事(という設定)の元彼が唐突に自分たちのことを「我々」でも「俺達」でもなく「うちらは」と言いだし、老獪で三人の息子を幹部として従えたマフィアのボスもまた「うちらは」とかいいだすかと思えば、弟とその恋人、もしくは三兄弟の息子たちを指して「彼ら」とよぶ、叫びだしそうでした。ヤバい。
かと言って、字幕がちゃんとしていたところで、この、なんというか、恥ずかしさフルフィルハートフルな台詞回しとストーリー展開がまともに見えるはずもなく、ヤバいです。
マフィアの豪邸に忍び込む段になり、ボスらを別の容疑で逮捕(駐車違反罰金未払)拘留させている間に忍び込む作戦を昼間に結構したのに昼間に釈放され、忍び込むのは夜というこの素敵っぷり。すごい。挙げ句見つかり銃撃戦(?)になりマフィアの長男が肩を撃たれて死亡、ボスが復讐を誓ったり、そもそも不法侵入な上に殺したら刑事さん免職かと思いきや華麗にとスルー、マフィアボスの命で刑事をハメるために告発メールを送った汚職シェリフは忠実に汚職しているにも関わらずデスクで撲殺されるも特に事件へと発展せずスルー、終盤の銃撃戦で謎の百発百中を誇る二丁拳銃主人公は左腕を銃弾がかすめて身動きできず、みかねたマフィア三男がかkろcjkflflcねbじょxkx
書ききれない。
すごかった、90分が3時間位に感じられ、新年早々時間を得した感を得られるすごいやつでヤバかったです。
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