id:star-gazer
衝撃今日の衝撃のことを語る

The Wall Street Journal より

ドイツ人は自分たちの国を「詩人と思想家の国」と呼ぶことを好むが、ツイッターにはほとんど興味がないことは明らかだ。最近の調査によると、人口8000万人のドイツでツイッターのユーザー数は50万から100万程度。ウォール・ストリート・ジャーナルはドイツ人のツイート嫌いの理由を探った。

1. 文化の違い
 ドイツでも選挙前に選挙ポスターを掲示することは一般的だが、他国では当たり前に行われている自宅前のポスター掲示はほとんど考えられない。ドイツ人は個人の意見を表に出すことには控え目だ。ツイッターは手早く意見を述べる道具であるばかりでなく、完全に公共のものだ。

2. 言語の違い
 長い単語と複雑な文法構成のドイツ語は、140字の制限が設けられているツイッターには向かない。ドイツ語の複雑さをからかうツイッターのアカウントさえある。そのアカウントには最近、大量の鉄パイプや歯車がからみあう画像が投稿され、「ドイツの工場。すべての単語が作られる場所」と説明してあった。

3. 新しもの嫌い
 ドイツ人はなかなか新製品を受け入れない。とりわけテクノロジーに関してはそうだ。ドイツの多くの新興企業は自国を中核市場とはとらえていない。ドイツ人は実験的なことを好まないからだ。「フェイスブックがあるのに、なぜツイッターを使うのか」というのが彼らの口癖だ。

4. カリスマの不在
 米国ではレディー・ガガやリアーナ、アシュトン・カッチャーといった有名人が百万単位でフォロワーを獲得しているが、ドイツのツイッターはおおむねテクノロジーの専門家や小粒の番組司会者あたりにとどまっている。ドイツで最も人気あるユーザーはスーパーモデルのハイジ・クラム(フォロワー数230万)とプロバスケットボール選手のダーク・ノビツキー(同120万)だが、2人とも英語でツイートしている。

5. 薄い存在感
 ツイッターはドイツでまだ地歩を固めていない。ベルリンの新しい事務所には常勤スタッフが6人いるだけだ。ただ、8月にはグーグルのトーマス・デ・ブーア氏を迎え入れ、ドイツ部門の責任者に起用する予定だ。

まじか!ドイツ人と会ったことないから国民性も知らないねん。
ちなみに大学でドイツ語を教えてた先生もドイツ語の先生ではなく、
音楽学の研究者で、ドイツ語ができるという理由でドイツ語講師をやっていたのだった。