id:star-gazer
「これなんとかできないのかな」って思うことのことを語る

でこぽん(id:dekopon33)さんへ
「着てないシャツを塩素系漂白剤に浸けた」んですよね。
まず、物質は陽イオンと陰イオン(電子がくっついてる)が組んで安定した状態になる、ということになってます。
塩素が水に溶けて次亜塩素酸HClOという物質を生じます(ハイターはすでにこの状態ですね)。
次亜塩素酸は酸化力が強いため色素を漂白します。
酸化力が強い、というのは電子を奪う力が強い、ということです。黄色くなっていたところから電子を奪われると黄色く見せていた部分は陽イオンだけになり不安定な状態になります。
すると黄色でいられなくなり、白くなったように見えます。電子はそのまま水に溶けていきます。
水に次亜塩素酸が溶けているため色素はどんどん酸化されて水に色がつかない、ということだと考えられます。
黄ばみの原因は一度着た時の皮脂が繊維に残っていて、それが酸化するからじゃないかと。
ワイシャツは着たものをすぐ洗濯してもえり汚れとか残りますよね。皮脂汚れとかCMで言ってるあれです。
皮脂が酸化するとなんで黄色くなるかは今日のところはご勘弁を…
あと洗剤を入れて洗濯をした場合はこの説明とは違う仕組みになります。

酸素系漂白剤でもだいたい同じです。
酸素系でしか洗えない服もあるらしいです。

お粗末さまでした…