id:star-gazer
音楽のことを語る

よくわからないけど、テーマ【プロデューサー、浅倉大介】

【Introduction:はち中学生時代の音楽との関わり】

引用ここから

[今見テ]に書いたように
『access好きなら当然TMR好き(チェックする)よね。
私は中学生の頃、プロデュースされた木村由姫やpool bit boysなら聴きました(95年活動停止なので)。
そして小室サウンド、ジャニーズ、バンドブーム、ヴィジュアル系で育った我々。
活動再開後、大学同期と旅行中に
「小室哲哉もプロデューサーとしてすごいと思うが、朝倉大介ももっと評価されるべきだ」
というようなことを言ったら、話が通じたのはひとりだけでした。
話が通じたドライバーの彼は憤慨して深夜の東北道を150km/hでぶっ飛ばしました(ちょっと盛り)。
ハイカー恒例myツアーを組むくらいTMRを愛している別の男友達ならもっとすごい勢いで
「朝倉知らないなんてほんとありえないから(怒)」
となったと思います。この時、その彼が旅行に来られなかったのは不幸中の幸い…。』

引用ここまで

『浅倉』の漢字間違えてますが「そうかTMRなら自分もできたな」とうわの空だったので、ごめんなさい。
あえて修正しません。

私は1984年生まれです。
前期のaccessは知りません。

月刊Pianoという雑誌(今も発刊していますが、20年近く前の1冊を残しているかは出版社に問い合わせ)の特集に
『これからくる若手アーティスト!』があり、その中で『クラッシクだけじゃない、ポップスにも注目!』のような記事を読み、
そこで浅倉大介プロデュースの木村由姫を知った次第。
そしてぼちぼち小室サウンドの気配。
安室奈美恵のバックダンサーだったMAXが3rdシングル“TORA TORA TORA(1996年2月21日年発売)”でブレイク。
同年7月17日発売の4thシングル“Sventies”で初のトップ10入り。
なんで安室ちゃん持ってこないのか、と聞かれたら、私がMAXファンだったからです。今も、歌+ダンスできます。

この後、同誌に扱われたミュージシャンには坂本美雨がいます。
Sister M名義の“The Other Side Of Love”の発売は1997年1月29日、美雨16歳。
坂本美雨であることを明かしたのは1998年11月です。
私が同誌を購入していた期間は、早くて1997年4月~最後の購入は2000年3月号です。
最初の購入を覚えていない理由は以下の2点。
(1)まじめにピアノレッスン(映画じゃないです)に行くようになったのが中学校入学の1997年以降である。
(2)GLAYの9thシングル“BELOVED(1996年8月7日発売)”の譜面を見たのが月刊PianoかGLAYのピアノ本か忘れたため。
BELOVEDはものすごくだだをこねまくって買ってもらいました。33分探偵並にねだりました。
「このジャケットはアイスランドで撮影した」「アイスランドに行ったことはBELOVEDの制作に影響した」
とメンバーが言っていたので、わたしもアイスランド!と。

やや余談となります。以下はこの頃のGLAYをあまり知らない方向けで、熱いファンの方は読まなくても差し支えありません。

ダメですと何度rejectされても、シングル版BELOVEDをどーーーーーーーうしても欲しかった理由は
「このジャケットはアイスランドで撮影した」「アイスランドに行ったことはBELOVEDの制作に影響した」
と、メンバー(おそらく作詞作曲担当のTAKURO)がインタビューに対し『文字で』答えていたからです。
なぜ文字と言い切れるか。
(1)中学生時代、私はGLAYがでてくるような雑誌を買っていません(ジャニーズ、ヴィジュアル系については別途)。
(2)田舎ゆえ、HMVやTOWER RECORDSがなく、店頭にあるフリーペーパーを手に入れることができなかった。
(3)あくまで主観ですが「えーい、次はアイスランド行っちゃえ!フッフー!」というバンドではないと思う。
(4)シングルBELOVED以外のCDを持ってない私が、楽曲とアイスランド撮影の関係を知っている。
よってアイスランドが影響したであろう、このジャケットと作品が欲しかったのです。

「アイスランドに行きたくなったからBELOVEDを作った」という逆インスピレーションの可能性ももちろんあります。
シングル版BELOVEDの同時収録曲は“Together”ですが、
この曲は1996年2月7日発売の2ndアルバム『BEAT out!』にシングル版とは別バージョンで収録されています。
つまり、Togetherを作詞作曲したTAKUROがアイスランドに行った時期はBeat out!以前のはずです。
そうなると「アイスランドに行きたくなったからBELOVEDを作った」という可能性はきわめて薄くなります。
8thシングル“グロリアス(1996年1月17日発売)”については、要出典とされていますが
「TAKUROは、この曲の歌詞は幼少時代から青春時代までを過ごした函館で見ていた景色そのものだと『NEWS ZERO』の特別番組内にて語っている。」
とあります。じゃあグロリアスの影響でアイスランド行ったかもしれないじゃん、とも考えられます。
2種類のレコーディングだけなら21日間でも可能でしょう。もっと早い時期にレコーディングしておけば済む話です。
1月17日発売のシングル、2月7日発売のアルバム。
シングル版グロリアスは初の週間オリコンチャート4位に入っています。
1月17日からアルバム発売前日の2月6日までは21日間しかありません。
現在のようなインターネットによる楽曲配信のない時代ですから、CDそのものへデータ入力しなければいけない。
私はこの手の技術には疎いです。
しかしアルバム版グロリアス収録曲全11曲中9曲めに、シングル版グロリアスの演奏時間4分50秒をぶち込めるか。
さらに、アルバムBeat out!について
(1)CDジャーナルは、「最近(1996年当時)のバンドの中では飛び抜けてソング・ライティングとアレンジが優れていること、演奏力が高いことが確実に感じられる。」
(2)音楽誌『R&R Newsmaker』は、「彼らは本作で新しいリスナーをアルバムに引き込むことができるのか。ってトコで全ての楽曲が多様な上にどれも『Yes, Summerdays』、『グロリアス』に引けをとらないポピュラリティを要している。」
(3)音楽誌『CDでーた』は、「アレンジの多彩さは聞かせるものの、それがギター・サウンドという部分に集約されている。ここに、今、自分たちのできるアイデアを全て詰め込んでいる。それだけに1曲1曲がとても凝縮されているし、表面的でない内面的なスピード感に満ちている。」
とそれぞれ評価している。(出典:Wikipedia)
この文面は2013年に出版されたものですが、当時を振り返ってうそついたってしょうがない。
以上のことから、
Togetherはグロリアス以前に制作された作品と考えられます。
よってアイスランドに行った時期はグロリアス発売以降、シングル版Together発売以前の約半年間と考えられる。

結論。アイスランドに行った経験がBELOVEDの制作に影響したといえます。