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うつのことを語る

2011年1月から休職したのでうつ病と診断されて6年めになる。6年生。
診断された日が一番楽だったかもしれない。自分は病気のせいで眠れないし体調が悪いんだとわかったから。
でも発症した頃から今まで、辛くなかった日はない。
今はうつの振れ幅もだいぶ小さくなって、簡単な仕事ならしてもいい、音楽を続けるのもいいことと言われている。
でも今週みたく、やっぱり無意識に前のように働こうとしても無理なことをうすうす感じながら無理をして寝込んだりする。
1週間で4kg痩せた。病院もカウンセリングもレッスンも行けなかった。
うつ病は、抗うつ薬が効いてくるまでの最初の数ヶ月が一番苦しくてどうにもならない時期かもしれない。
睡眠薬で不眠からは解放されても、このもやもやにおしつぶされそうな気持ちはなかなか消えない。
私は最初にだされたパキシルが合っていたようでずっと飲み続けてるが、
何を処方するかは医者の趣味なのでSSRIかSNRIかNassaかはたまた三環系か、
どれが患者に合うのか数週間は飲ませてみないとわからない。
抗うつ薬の効き目が出るまでの補助として胃腸薬のアビリットを飲んだ。
胃腸の動きを良くするので食欲不振からも解放されるのだが、
特に女性にはホルモンバランスを崩す副作用もあるので体調メモをつけておくとよいと思う。

今が一番苦しいんだろうな…と思うが、寝てろとしかいいようがない。経験上。
うつです、と言われたら半年は本当におふとんに捕食された生活でいいと思う。
軽い人はもちろん無理せず服薬、仕事に出たほうが気がふさがなくていい、という人もいると思う。
でも医者が休職や入院をちらつかせたらそれはマジやばいよのサインなので、冬眠しましょう。
一人暮らしで入院したら家事がままなりません、という場合は入院もあり。
ただし病院を誤ると、とんでもない世界に放り込まれて余計にストレスがかかるので注意。
私は、いくつか入院したけど、精神科病棟(閉鎖病棟)は二度と嫌です。
入院患者への差別だ!と言われようとも、自分もそこにいたので何とでも言ってくれ。
一番落ち着くところでオフトンロールしてるのが初期を抜け出すポイントだと思う。
毎日オフトンでうとうとしていたら、あのおそるべき3.11の日がやって来て、私の休養は振り出しに戻ってしまうのであった。