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うつのことを語る

うつの作家は数知れず、双極性の作家もたくさんいます。
ヘミングウェイも双極性だったみたいですね。
日本人なら北杜夫。
くにさんご指摘の通り、どくとるマンボウシリーズは躁状態の時、芥川賞受賞作“夜と霧の隅で”をはじめとする純文学系作品はうつ明けに書いたようです。
最後の出版となった“マンボウ最後の大バクチ”には人生最後に躁状態の大波が来てカジノめぐりをした話が書かれています。
全作品を読んではないですが、鬱の時は冬眠に徹し、躁の時は大金をすっ飛ばしていたようですね。
どちらにしてもストレスが良くないと書いています。
岸信介が長生きの秘訣を聞かれて「義理を欠くこと」と即答したとか。だから安倍晋三も難病かかえつつ激務ができるんだな(嫌味)。

鬱を克服したために作家に向かなくなった人物には評論家の小林秀雄がいます。
溜め込むものがないと芥川や太宰のようなドロドロ作品は書けないみたいです。