ALS患者が参考人出席できず http://news.tv-asahi.co.jp/sphone/news_politics/articles/000074578.html?r=rss2&n=20160512051607
ALS=筋萎縮性側索硬化症の患者・岡部宏生さんは、障害者支援のための法案を審議する厚生労働委員会への出席を求められていたにもかかわらず、結局、実現しなかった。難病に指定されているALSは、全身の筋肉が動かなくなっていき、会話には通訳が必要だ。当初、野党側が出席を求めたものの、委員会の理事がコミュニケーション上の不安を指摘し、出席を見送った。岡部さんは「参考人として障害者総合支援法のことは、自分は当事者としてピッタリなのに拒絶されて大変ショックなことなので、どうしても対応を変えてもらいたい。差別をすることなく、広く意見を聞いてほしい」と話した。
これが「障害者差別」でなかったらなんなのか。「人権無視」だ。
コミュニケーション上の不安だぁ?
コミュニケーションはお互いに伝えあおうとするものであって一方的には成り立たない。
だから「自分の考えがきちんと伝わるだろうか」という点は誰でも不安だ。
だから大切な話にはdraftなどを作り、考えを整頓する。
岡部さんは通訳を介さねば言語表現できない状態にあるため、より不安だろう。
しかし理事側は通訳なしでdirectに言語 表現できる。
聴力は互いに問題なさそう。
理事側の不安とは何なのか説明しろ。ここに公務員の守秘義務はない。
論文突っ返しだってその理由を教えてくれる。
考えが伝わり理解されることと、それを受け入れる受け入れないは別の話。