スーパーで足掛け3年半働いてきて、またいらしてほしいと感じるお客様もいれば、もう来ないでくれと思った方も少なからずいます。
簡潔に言えば「自己中心的な言動をとる方」なのですが、一例として自分が今日経験した「疲れる出来事」を書いてみようと思います。

まず、最初に疲れた出来事。
レジでスキャンしているとき、お客様が財布を忘れたとおっしゃるので、お戻りになる時間を伺って「保留」をしました。
保留というのは、いったんそのお客様の商品登録状況をシステム上に保存し、別の登録をできるようにするものです。うちの店の場合、各レジ機につき1件しか保存できません。また、保留を使うと、その間レジの責任者番号を外すことができなくなります。
その件があったのは、ちょうどレジの責任者が各レジを点検する時間帯で、いつ私のレジの番が来るかわかりませんでした。
お客様は約束通りの時間に戻られたので安心したのですが、そこからが予想外でした。
かごごとレジ内でお預かりしていたのですが、お客様がご自分で持ちたいとおっしゃるので渡しました(通常、保留中はお客様の番になるまでこちらでお預かりしています)。
嫌な予感がしたのですが、軽く混んでいたため判断に時間を割けませんでした。
案の定、その方は他のレジに並び、私が保留しておいた登録情報は無駄になりました。
その方からすれば、少しでも早く終わらせて帰りたかったのかもしれませんが、あの状況だと、他のレジに並ぼうが私のレジで待とうが、時間は変わらなかったと思います。むしろ、私のレジのほうが早かったです。保留していた情報を呼び出すのは一瞬だし。
そして何より、私はその登録情報を消すために、他のお客様をお待たせすることになりました。
もし、なんらかの理由でレジに商品を預けた場合は、店員からの指示がない限りそのレジに並び続けてほしいです。

次に、今日の閉店後にあったこと。
私の職場は22時に閉店します。この閉店というのは、新たなお客様が店内に入れないようにする、ということです。閉店のチャイム後にいらした方はまずお断りしています。
今日、閉店後5分くらい経ってから、割とよく買い物にいらっしゃる方がドアの前に現れました。
ちょうど退店されるお客様がいたのでドアを開けると、閉店時間を過ぎたと断っているにも関わらず店内まで押し入ってきました。
「米がないんだ」とおっしゃりましたが、大切なものであれば尚更時間にも余裕を持って買いに来るべきだと思いますし、急に必要になったとしてもうちの店の隣には24時間営業のコンビニエンスストア(セブンイレブン)もあります。
今回の方はまだマシでしたが、以前もっとしつこく押し入ろうとした人もいます。その時は閉店後に従業員の買い物が何件かあって、それを見て「なんでレジを閉めると言ったのに買い物しているんだ」などと言ってきたそうです。あれは本当にたちが悪かった。
多くの方は閉店時間を過ぎたと言えばすぐお帰りいただけます。理由をつけて押し入ろうとした時点でこちらからすればアウトです。

ちなみに、私は職場から駅までの道のりが20分以上あり、もちろんその範囲にお住まいの方もいらっしゃるので、仕事中対人トラブルがあった際は帰り道が非常に怖くなります。ただ、バイト以外ではまず行かない…地元ではないからこそこの点はむしろマシなのかもしれません。大学の友人で、自宅の近所のスーパーでバイトしていたら、ストーカーまがいのことをされるようになったと言っている人もいましたから。

あと半年ほどでこのバイトも終わりですが、退職してからも自分がされて嫌だと感じたことはしたくないし、店員であれ客であれ、同じ人間であることを忘れずにいたいです。