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ひとりごと(長文仕様)のことを語る

[何を言っているか自分でもわからない]

「おじさん/おばさん」と「ジジイ/ババア」の差について。

私の将来の目標は「おばさん」になること。
「ババア」ではない。

私の中では、前者は「それなりに年齢を重ねていろいろな経験をして、得た知識を人に向けて適切に表現できる」人、後者は「それなりに年齢を重ねているが身の程をわきまえず、自分本位で行動する」人、というような違いを意識して言葉を使い分けている。
言い方を変えるとすれば、淑女と悍婦(今調べた)が妥当かもしれない。でも、私は淑女ほど慎ましくなろうとは思わない。ほどほどにお節介を焼いて、ほどほどの距離感で、ほどほどに慕われる、おばさんになりたい。

おばさんになりたいと思ったきっかけは、バイト先、つまりスーパー。
スーパー、特に昼間から夕方のレジに関しては、どこの地方でも中高年の女性が担当していることは少なくないと思う。
そして、買い物にしにくるのも同じくらいの年代の女性が多い。
つまり、仕事仲間も客も「おばさん」なのだ。
そのすべてが私にとって好印象を持てるおばさんではないし、ババアと呼びたくなる人がいないわけではない。
でも、その多様性こそが「おばさん」の魅力である。
完璧ではないけど、だからこそ、惹かれる。
きっとこれは、「おじさん」でも言えることだと思う。

これを書こうと思い出したきっかけは、誰かさんがたまに自虐的に「俺おっさんだから」と言うのが脳内に流れてきたから。
私は決して、おじさんになることが悪いことだとは思わない。
そもそも、「おじさん/おばさんっぽい」ってなんなのか。
趣味嗜好?態度?あるいは外見?
そして、仮にそれらが「おじさん/おばさん」に似ていたとして、それを恥じたり自虐する必要があるのか?
自分がそうしたいならそうすればいい、変えたいなら変えていけばいい。
変えたくても変えられないなら…受け入れたほうが、きっと楽。
周りに気を使わせるような言動は避けたいけど、自分自身も取り繕うことなく、人と接していきたい。

年齢的に成人したとはいえ私はまだまだ小童で、ついこの間もハイク上でわがままを晒したくらい。
理想とする「おばさん」像にはまだ届かないが、意識し続ければきっと近付けると思う。