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arinaのことを語る

今思えば彼女自身の性格の話になってくるのかもしれませんが。
母の長姉は私の父と同い年で未婚。地元の大きな会社である程度出世してから早期退職。
今は専門学校から大学に編入して勉強したり、趣味も色々ある人なので
退職後から同居している(私から見て)祖父母の家に突然行ってもいないことが多いです。
母も母の下の姉も彼女を「お姉ちゃん」と呼ぶから、私も私の兄弟も従姉妹たちもみんな彼女を「お姉ちゃん」と呼び
持ち前のアネゴ肌的な性格で物ごころつく前からあれこれ面倒をみてくれました。

ただ、物事を考えるときの目線が彼女自身から動かない。
例えば「こういう物をプレゼントしたら喜ぶかな」でなく「私はこれをプレゼントしたい」で動いているように見えるのです。
そして結婚式の時に両親が預かって来てくれたお祝儀袋の中には
「遠くに嫁いでしまったあなたとはあまり接点を持てなくなるから、文通してください」という内容の手紙と
使ってほしいものと思っているものと思われる葉書が入っていました。
労わってほしいとまでは言いませんが、私が一人暮らしの時より忙しくなることは想像できひんかったのかなと
少し気分が落ち込んでしまいました。
一方的に考える傾向がある人からコミュニケーションを求められるのはちょっとしんどいかなぁというのが正直な感想。
(大体、おばは書道の先生をできる免許を持っているので字がきれいでない私は手書きのやり取りは緊張する)

その他も色々ありましたが、子供の頃からよく接していたから彼女に悪気がないのは分かってるし
彼女の性格として(いい意味で)子分的に感じているであろう姪や甥達のことを把握していたい気持ちも分かる気がするから
文通はやらないけどちょくちょく顔を見せに行きたいと思っています。
多分大事なのは物をあげることではなくて、一緒に楽しかった思い出の中にいることなのやと思います。
ほんま親のようにあちこち連れて行ってもらいました(そして母はそのことをラッキーと思っていたに違いない)

ちなみに義実家ですが、すでに義妹さんが2人とも結婚して子供さんが複数いはるからか
ええ具合に力が抜けていて、割と放置してくれているので非常に気が楽です。ありがたい。
しかしうちの実家としっかり国交的な物ができていて驚きます。式の日にしか会ってはらへんのに。
大学生の頃から突っ走ってきただけだった私にとっては、人生の深みを知るきっかけになったから
結婚してよかったなぁと思いました。