天気が良い日。
有害物質が飛び散ってるなんてウソみたい。
町には誰もいないけど、
18年間住んだ家は、全く変わらない同じにおいで
庭は野良犬と化した近所の飼い犬がゴミをあさり、鶏を食べ
必死に生きているあとがあった。
じぃちゃんが電話で「もう全部ダメだ」と泣いていた。
反対押し切って、家に帰った理由にはこれだけで十分じゃない。
じぃちゃんもひさびさに帰れてほっとしたようだったし。
あの町を出た人間だけど、
やっぱり戻りたい。
またみんなであほみたいに笑ってビールを飲みたい。
ジェット機が映画でしか聴いたことない音で飛んでった。
耳障り。