ひさびさにライブに行った。
あんなに音楽が大好きだったのに、いまじゃ全然聴かなくなったなぁ。
東京で暮らしてた頃の私は、友達はいたけど、側でゆっくり話す友達なんていなくて、いつもポケットにはiPod入れてました。
音楽があれば、どこにだってひとりで行けたし、
音楽があったからひとりでも平気でした。
行けば行くほど顔と名前を覚えてくれるバンドマンに想いをよせて。
学校の飲み会に行くならライブ。
昼食を菓子パンひとつにしてCDを買った。
おしゃれするお金も時間も全部音楽に注ぎ込んでいました。
いつもセルフカットでへんちくりんな格好をしてました。
ひらひらのスカートよりも動きやすいジーパン。
なんであんなに夢中になれたんだろう、と考えたら
あの頃の私には音楽しか支えがなかったんだと気付いた。
だって音楽だけは裏切らないでしょう?
2年くらい前からは、人間不信になるくらい裏切られただのなんだのが続き、
外に出るのすら億劫になりました。
中身のない自分に焦りというよりは、絶望感。
このままじゃダメだともがいてバイトを増やすが、
自分の首を絞めていくばかり。
もういっぱいいっぱいだ、と思ったときに、手を出して来たのがいまの彼氏でした(笑)
手相に詳しい人や占い師さをによく言われるのが
「あなたはひとりじゃやっていけない人」。
ずっと寂しかったよ。
音楽は今でもだいすき。
優先順位が変わっただけなんですよね。
今日行ったライブも、楽しいっていうか「落ち着いたなー自分」って感想なんですよね。
卒業かー。
誰がなんと言おうと、Tシャツにスニーカー履いて、ニコニコしながらもみくちゃになったり、
ビールを掲げて頭から被って大笑いしてたあの時代は音楽の全盛期なの!
そうしておいて。
髪の毛金パツで中指おっ立ててた女の子は
左手に指輪をはめて真っ白なワンピース着る女の子になっちゃったってこと!
愛ってスゴイね!