なにげに義父母は偉大なのだ
一人息子ラヴすぎて彼のためならどんな矛盾も飲み込んじゃう勢いで
無自覚に持っていた先入観が息子の生き方と食い違ったら迷わず前者を捨てて先に進んでしまう。
その勢いでわたしのことまで息子の視点で「すごく素敵な女の子ラヴ」などと思い込んでくれてしまって
わたしがわざと彼らの理解を超えた言動をしても「さすが(私たちの理解を超えた天才である)息子の選んだ嫁」とかいう勢いで可愛がってくれてしまって
そうこうするうちにわたしのほうが彼らのことをふつうに好きになってしまったのだった
quadratus (★)のことを語る