[ふと思]
岩波文庫の全10巻のアンデルセン童話は相当神がかってるのだ
野の白鳥や雪の女王のように最後には再会できる話ばかりじゃない
男の子が女の子を、女の子が男の子を、親が子を、子が親を、見失ってこの世では二度と会えない話がざっくざく
絶望的に悲しくて美しくてどうしていいかわかんないけどとにかくおまえこれ童話じゃねえだろみたいな
誰かの声で雪の女王を読み聞かせてもらえたら幸せだろうな
でもこれが砂丘の物語とか氷姫とかだったら眠れるどころか永遠に目が覚めたまま血の気の引いた氷の世界を走って行きそう

とかそんな、なにかと変なスイッチが入りがちなのがはてなハイク。