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経験済みのことを語る

空港を間違える。
ベルリンから当時住んでいた欧州某国に戻るのに、当然のようにテーゲル空港に行ったらここじゃないと言われ何やら小さい空港の名前を教えられた。
手持ちのざっくりしたマップには存在すら載ってなくてあてずっぽうで似た名前の駅まで向かうけど万一違ってたら引き返す時間はない。
壁崩壊からまもないベルリンの人々はすごく親切で、かつ英語がぜんぜん通じなかった。
結局直感と運に任せて空港のカウンターにたどり着いたのが離陸の10分前とかで、ちょっと離れた搭乗口まで空港スタッフに励まされながらダッシュして、乗客の冷たい視線を浴びながら離陸を待ってくれた飛行機に乗り込んだのだった。