実家ではガンコジジイが母の集めた美しい食器を手当たり次第に使っては落っことし、割っては嬉々として接着剤で貼りあわせている。
かれは文房具マニア兼工作部員なのだ。
すでに母がたいそう気に入っていた須田菁華のお皿がとうとう5枚とも接着剤付きになった。しかも微妙に失敗していて水漏れする。
食器本来の使命といえばそれまでなのだがぶっちゃけ親より食器のほうが大事なわたくしは気が気じゃない。
というわけで以前ハイクに貼ったかえるのお皿を引き取って、代わりに結婚するときに母が買ってくれたけど気に入らなくて使ってないお皿を置いてきた。
焼き物やきもの部のことを語る