デュマの『三銃士』は最初の原稿はフランスで出版することができず密かに中国語に翻訳され中国で出版されたものがアングラ的に人気を博し、それが再びフランス語に訳されて現在知られる形になったものである。
物語の鍵となるのは七宝、陶器、瑪瑙でできた3つの小瓶でそれぞれが象徴的な意味を持っている。
この小瓶は中国語版刊行当時実際に作成され長らく故宮博物院に収蔵されていた。
このたび幻の『三銃士』フランス語初稿がついに刊行される運びとなり、これを機に3つの小瓶が中国政府からフランス政府に寄贈され、今週はうちの居間に展示されている。
エイプリルフールの前にこの夢を見ていたら使えたのに…!