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ふと思い出したことのことを語る

あるとき押し入れから古いノートが出てきた。
わたしが5歳のころ、初めて書いたお話のノートだった。
他愛ないけれどいちおうめでたしめでたしまで辿りついた話が3つあって、そのあとに1文だけ、
「メリーがみちをあるいているとなにかがやってきました。それはゆうれいでした。」
あとはずっと白紙。

いまだにそのへんのホラーよりちょっとこわいような気がする。