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展覧会のことを語る

Heavenly Bodies: Fashion and the Catholic Imagination@メトロポリタン美術館。
キュレーションの規則をぜんぶすっとばした「考えるな感じろ」イヴェント。
ビザンチン美術のコーナー全体をジャックしました的に本来の収蔵品と20世紀のファッションデザイナーの宗教インスパイアードアイテムが戦略的にごちゃまぜに置いてある。
12世紀の金細工の十字架とココ・シャネルの30年代の十字架モチーフアクセサリーとシャネル財団所蔵の (そしてもしかしたらココ・シャネルが参照した) ビザンチン期の十字架が一緒に置いてあったりとか。
銀で型取りした人体パーツは右は14世紀のもの、左はアレキサンダー・マックィーン。
うわーゴスファッションって思ったら16世紀のロザリオだとか。
だいたいぜんぶこんな感じ。
すごく面白かったけどひとつ疑問が残った。
修道女ファッションモチーフのデザインをだーっと並べた中になんで川久保玲がいないのーっていう。
アナ・ウィンターが興味がなかったのかしら。