津波ピアノ 坂本龍一と東北の7年
このあいだオペラシティのICCで見た展示がこれだったことに今更気づくなど。
会場では津波を生き残ったピアノだとか地震の波動を音楽にしているとかいう説明は一切なかった。
暗い部屋の奥で自動演奏されるピアノがまるで祭壇みたいだった。
とても古いもののように見えて、なにやら骨董品みたいだなーでもヤマハだなーとかチェック入れていたのだった。
説明のないところで見られて/聴けてよかった。
メメント・モリしか語ろうとしない教授の節度が美しいと思う。
ていうか最初の方で宮城農業高校を訪問する場面で案内してる人がとらやの紙袋下げてる。
教授のおみやげセンスであろうかと微笑ましく。