【俳句、詩、その他】
言語化する、という言い回しがあるとおり、人の頭の中にあるものは映像、音、単語が混沌と混じり合っている。
言葉にする段階で、補ったり省いたり、多少なりとも整理するものだと思う。
考えるに、川柳はかなり説明的なものだ。ある場面を、厳格に整理して言葉にしている。
私には良し悪しは分からないので好き嫌いでいえば、俳句や詩歌に関しては、説明的なものは好きではない。
頭の中、心の中にあるものを、できる限り忠実に再現しようとしたとき、説明するだけでは足りない、伝わらないと感じることがある。
言語化しようとしたときに補ったものを削ぎ落とし、省いたものを甦らせ、生の状態に近づける、そのような手法で産み出されたものが好きだ。
化けの皮ガス爆発のことを語る