どうも、自分と違った作法の人を指して「普通は〜する」あるいは「普通は〜しない」といった表現で非難し始めたのは、ここ数十年なのではないか、という仮説を立てました。
青空文庫で文字列検索すると、そういった意味合いの表現は見つかりませんでした。
国立国会図書館データベースで「普通の」がタイトルに含まれる本を検索すると、教本を除けば
「イモ欽トリオの笑うんだランド : 良い子・悪い子・普通の子」(1981年)
が一番古いようで、その後「普通の〜」がちょっとしたブームになったことが読み取れました。
もしかすると、あの番組以前は「常識はずれ」の意味で「普通は〜する/しない」を使うことはしていなかったのではないでしょうか。
当時私も小学生だったので覚えていても良さそうなものですが、さっぱりです。どなたか、記憶してらっしゃらないですか?