インランド・エンパイアの終盤に英語のたどたどしい日本人女性が出てきて、喋るの大変そうなのに、その状況でする話じゃないようなどうでもいい話をする。 あそこがなんか好きだ。ふと思い出したことを口に出さずにいられなくなって頑張った感じがして。 「意味わかる」映画なら全く不必要なシーンなのだけど、あの、現実を直視しない感覚がとてもいい。 どこかで見た顔だと思ったら裕木奈江だった。