NHK松山放送局
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/lnews/8004765921.html
小学生も参加しタオル発送準備
東北関東大震災を受けて、全国一のタオルの産地、今治市では、地元の小学生も参加して被災地へ、タオルを発送する準備がはじまりました。
準備を進めているのは、今治市のタオルメーカーなどで作る組合と、作業を手伝いたいと希望した今治市立城東小学校の4年生から6年生までの児童と、その保護者などあわせておよそ60人です。
組合では、メーカーに呼びかけて、40社余りから新品のバスタオルやフェイスタオルなど、およそ7万枚を提供してもらいました。
20日から今治市のテクスポート今治で、小学生も参加して発送の準備がはじまりました。
作業ではタオルを汚れが付かないように透明な袋に入れて、1つの箱にバスタオルやフェイスタオルなどを均等に詰めていきます。
子どもたちも、ぎこちない手つきでタオルを折りたたみながら、熱心に作業を行っていました。
小学6年生の越智紫音くんは「多くの人に今治のタオルが届いて、1日も早く復興してもらいたいです」と話していました。
四国タオル工業組合の平尾浩一郎理事長は、「被災地の力になりたいという気持ちが、7万枚という数量になったと思います」と話していました。
発送準備は、地元の小学生と中学生も手伝って、21日まで行われ、県から要請があり次第、被災地に送られます。
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