東京電力プレスリリースより
本日午前11時1分頃、3号機原子炉建屋で、大きな音が発生し、白煙が発生しました。
水素爆発を起こした可能性が考えられます。
パラメータ上、原子炉格納容器の健全性は保たれていると考えております。
プラントの状態、外部への放射能の影響等については、現在調査中です。(お知らせ済み)
午後1時30分現在、当社社員4名、協力企業作業員等3名が負傷(いずれも意識あり)
しております。救急車3台を要請しておりますが、うち2台については病院に向けて出発しております。
午後0時30分現在、モニタリングポスト(MP6)付近の測定値は4μSv/h(マイクロシーベルトアワー)であり、
放射線量の上昇傾向は確認されておりません。
午後0時30分現在、当所の南側(約10km)風下に位置する福島第二原子力発電所のモニタリングポストの指示値に、
これまでと比較して大きな変動はありません。
なお、今後、1、3号機の事象をふまえ、あらかじめ2号機について、原子炉建屋壁面に水素ガスを抜くための処置について検討を行うことといたしました。
引き続き、関係機関と協調して、安全の確保に全力を尽くしてまいるとともに、周辺環境モニタリングを継続監視してまいります。