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地震のことを語る

「東日本大震災支援全国ネットワーク」発足 全国のボランティア団体が大結集
http://www.jpn-civil.net/

「東日本大震災支援全国ネットワーク」設立総会には
200名を超える関係者が一堂に会した

 阪神・淡路大震災が「ボランティア元年」と呼ばれ、以後、災害が起きるたびに被災地支援にあたってきたボランティア団体、各種団体が大結集し、未曾有の東北関東大震災に立ち向かい被災地支援活動を行う決意を共有した。
 3月30日、東京平河町の日本青年会議所JC会館において141団体の代表者が一堂に会し、「東日本大震災支援全国ネットワーク」設立総会を開催した。この前日までに参加を表明したのは99団体、当日はさらに42団体が参加表明した。これらは被災地外の団体であり、今後は連携が実現した被災地ボランティア団体の加入も呼びかけていく予定であり、最終的には200を超える団体のネットワークとなることはほぼ確実と思われる。これだけのボランティア団体の連合体ができるのは初めてのこと。
 代表の一人に選ばれた栗田暢之氏(NPO法人レスキューストックヤード代表理事)は「われわれは情報と知恵の窓口となろう。『連携する』と言葉だけですませてははならない。各団体が支援活動を行っている情報を地図上で共有し、フラッグの立たないところがないようにしていこう」と力強く呼びかけた。
 総会には、辻元清美・内閣総理大臣補佐官や、長島忠美・全国災害ボランティア議員連盟会長をはじめ、国土交通省、外務省、厚生労働省の担当官も出席し、それぞれ連携して支援活動を実施していく旨の表明があった。
 阪神・淡路大震災から16年、わが国防災ボランティアの総力をあげた支援活動が実施されることとなった。