id:hide-psy
勝手に引用のことを語る

装幀の事は今迄専門家にばかり依頼してゐたのだが、今度はふとした動機から自分で遣つて見る気になつて、箱、表紙、見返し、扉及び奥附の模様及び題字、朱印、検印ともに、悉く自分で考案して自分で描いた。
夏目漱石 『心』自序

岩波書店の出版活動として処女出版となった、夏目漱石の『こころ』(1914年)