『週刊本 卒業-KYON2に向かって』は新人類宣言の書として[読んだことはないけどよく目にするタイトル]ベスト10に入りそうな本です。「アイドルを難しく語る」の走りだったのかなあ。
"KYON^2が赤い。『雪片曲線論』のように赤い。
伊代を経てKYON^2へ向かおうとするとき、垂直のまなざしが捉えるのは、他でもない、自ら、光であることを拒否しつつ、真赤に発光しつづける、あのスピードだ。
ヘーゲルを愛した伊代を、ハイパーリアルしようとするKYON^2という一連の運動系を「哲学の終焉とエクリチュールの開始」とスローガン化してみせる。すると、人はそこに思考の関数を、座標軸もろとも見失うほどの超スピードを体験するだろう。" (田口賢司)
Replyを使わずにこっそり返信してみるのことを語る