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家庭菜園のことを語る

[メモ]
植物に音楽を聴かせると……
①葉の気孔が開いて気孔数も増加
→アミノ酸類、核酸類、ビタミンB群などの有機液肥を葉面施肥すると吸収がよい
②葉緑素は半導体の性質を持ち、音楽を受発信する
③植物の神経細胞は音楽の波長を受信する
④葉の表皮の柵状組織が幅・長さとも約50%拡張し、葉が大きくなる

植物の音楽への感受性がもっとも強まるのは①日の出後30分(1日で空気中のマイナスイオン量が最多)と②日の入り前30分
この時間帯に植物の好む音楽(ハイドン、バッハ、モーツァルト、ベートーベン、シューベルト、ブラームス、小鳥のさえずり、川のせせらぎなど。ロックは好まれない。ある種の植物はインド舞踊音楽を好むものも)を聞かせると……
①発芽促進、②芽や茎の生長促進、③開花促進、④花数増加によって、収量が平均43%増加する

音楽療法
①病気による枯死の発生時:ヘンデル「メサイア」、グリーク「ペールギュント」、モンテベルディ「マドリガル」
②害虫の侵入時:ビゼー「幼児の遊び」、シャブリエ「ポーランドダンス」、ドリーブ「シルビア」
③生長不良時:美空ひばり「川の流れのように」、加山雄三「君といつまでも」、和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」
④高温時:村田英雄「王将」、水前寺清子「365歩のマーチ」、相良直美「世界は二人のために」
⑤騒音などのストレス時:藤山一郎「青い山脈」、舟木一夫「高校三年生」、山口百恵「いい日旅立ち」、松田聖子「風立ちぬ」
⑥雨天、梅雨時、台風前:パーセル「妖精の女王」、ロッシーニ「ウイリアム・テル序曲」、シベリウス「フィンランディア」
(武川満夫・武川政江『園芸療法』より抜粋)