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ハイクで句会のことを語る

夢に見し君若きこと蝉時雨

アタクシの妄想図:これは恋! しかも今ここにいない、あるいは遠いところにいて会えない思い出の君への不滅の愛を妄想しました。何かタイムトリップさせるような気持ちにさせるヒグラシの音に包まれて思い出の君との束の間の逢瀬を交わす。君の姿を慈しむ。これは現実ではないにせよ、時間の経過で薄れることなく、むしろ色濃くなって詠まれた方の前に現れた「君」。時空でさえ割くことのできない恋に胸が熱くなりました。ヒグラシの音にはそんな魔法があります。
蝉時雨というと、ちょっと今時期には早いのかと思いましたが、その時期の「君」の姿を夢みたのかもしれませんね。