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ハイクで句会のことを語る

短夜にかさぶたの数数えたり

アタクシの妄想図:UV対策に手をこまねく大人の女性
紫外線に晒される昼が長いこの時期、にっくき太陽めとまでは思わずとも、スキンケアは欠かせません。一生懸命やりすぎてゴシゴシこすったかもしれない、あるいはなかなか治らない大人ニキビなんかもあったりして。夜のドレッサーの前で「ああ、ここにもここにも……若いときはこんなところにこんなモノできなかったのに」と戸惑い焦れる姿が目に浮かびました。見ても弄っても治らない、消えない、わかっているけどやめられない。美しいお肌を汚す点点を許せぬお気持ちが「数数」と重ねられたのかと妄想しました。女子力の高い句だと思います。詠まれた方、あるいは詠まれた対象者は美人に違いありません。端から見ると、その姿がなんとも可愛らしく選ばせていただきました。