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Replyを使わずにこっそり返信してみるのことを語る

以前、何か調べものをしていたとき、主婦にとっていちばんたいへんな家事が「献立づくり」が1位(当時)の統計を見たことがある。

「何でもいい」とか「簡単なもので」はたとえその返事がやさしさからだとしても返事をされたほうは負担が重いし、ちょっと失礼だと思う。うちの場合、父が何を出しても喜んでくれるので精神的な負担は軽いけど、それでも冷蔵庫内の在庫と買い物の予定、何を組み合わせて、どう品数をまとめるか、頭を使う。買い物中はもちろん、下手すりゃ風呂入ってるときとか、布団に入ってしばらくとか、献立考えてる。買い足したくない福島滞在時の最終日近くは、ことに。それで前回、撤収1日前の朝食後にその日の昼・夜・翌朝の献立をすべて考えてから段取りしてみた。これが案外うまいこといったので、次回は2日前から献立は先割しちゃおって思ってる。

何を出してもわかりやすく喜んで食べてくれるなら「何でもいい」はありかもしれない(だからわたしは父に何を食べたいかは聞かない、そのかわり絶対喜ぶであろう好物を必ず1品は入れるし、味付けも好みに合わせてる)。ただ、尋ねる側が求めているのは「献立のアイディア」なので、せめて、好みとか体調(「今日は疲れたから○○なものがいい、寒い/熱いからあったかい/冷たいものが食べたい」)とか気分(「○○(肉の、魚の、トマトの、揚げ物の、などなど)な気分だ」)くらい教えてほしい。勘違いしないでほしいのは、ご要望を聞いているわけじゃないってこと。却下されても、傷つかないでほしい。アイディアとして受け止められたので、近日中の食卓への出現率は高くなるはず。