id:MANGAMEGAMONDO
予定調和はいらないのことを語る

日光から帰ってきてこっち、二荒山の神(大蛇)と赤城山の神(大ムカデ)が中禅寺湖をめぐって戦場ヶ原で戦った話は、いったい何を意味しているのかずーっと気になってて、精神的に引きこもりつついろいろ調べて河合隼雄まで読んだ結果、製鉄・鉱脈と小野一族が関係してるっぽいってことがわかった。二荒山の神が鹿島(豊富な砂鉄の精錬が行われていた)の神に相談するとか、その鹿島の神(常陸の国を統一した豪族、建借間命/タケカシマノミコトか?)が「あんたの親戚で奥州に猿丸(猿麻呂)っていう弓の名手がいるでしょ、あれを頼りなよ」ってアドバイスするとか、その猿丸にムカデが急所の左目を射抜かれて退散するとか、最初はただの水戦争?って思ったんだけど、なんか腑に落ちないことばかりでしょうがなかったのです。

赤城山には逆に、赤城山が蛇で日光がムカデってお話があるけど、鉱脈争いなら、それもまた然り。

というわけで、すごく時間かかったけど、まあまあスッキリしました。